メリット等級とデメリット等級

2月 21, 2012 at 9:21 am

任意の自動車保険には等級制度があります。これは『事故を起こさず、保険を使わない優良なドライバー』と『度々事故を起こし、何度も保険を使うドライバー』が同じ保険料では不公平なので、保険料に差をつけましょう、という考え方によるものです。等級は1等級〜20等級まであり(一部の保険会社では22等級まで)新規で自動車保険に加入すると基本的には6等級からのスタートとなります。そして1年間保険を使う事故を起こさなければ次年度は7等級にランクアップし割引が適応されます。また次の1年も同様であれば8等級となり割引率が更に上がります。逆に保険を使う事故を起こした場合は3等級ダウンします。
7等級以上を『メリット等級』と呼びます。自動車保険加入から10年間保険を使う事故を起こさなければ16等級となり、割引率は最高の60%になります。16等級以上は同じ割引率ですが、これは19、20等級の人が1度保険を使う事故を起こしても次年度の割引率が変わらないようにと考えられているようです。
また、5等級以下は『デメリット等級』と呼ばれます。デメリット等級は保険料が割増となります。更に事故を重ね1、2等級にまでなってしまうと、保険料が更に上がるのはもちろん保険会社によっては継続契約、加入を断られることもあります。1等級までしかないのですからダウンの限界ですものね。

車を買い替えたら車両入替しましょう

2月 14, 2012 at 9:21 am

車を買い替えたときには忘れずに車両入替の手続きをしましょう。等級も引き継がれます。車両入替とは被保険自動車を保険期間中に同じ用途車種の車と入れ替えることです。自動車保険は保険証券に記載されている被保険自動車に対してのみ有効ですから、自ら保険会社に申告して車両入替の手続きをしなければ無保険の自動車に乗っていることと同じです。事故が起こったときには基本的には補償されません。
さて、車両入替ができる条件ですが、まずは入替をする新しい車の所有者が次のいずれかであること。
入替前の車両の所有者と同一、記名被保険者の配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族であること。
次に入替える車が次のいずれかであること。
新たに購入、または譲り受けた車、新たに1年以上のリース契約をした車、他の保険契約からはきだされた車であることです。
さらに用途車種が同じであること。一般的な家庭用の車はほとんどが自家用8車種というグループに入っていますので、営業用の車を購入したとか、よっぽどでない限りは同じ用途車種でしょう。車両入替の時には手放す車も、新しく取得した車も積算距離計(オドメーター)の数値が必要となります。リスク細分型の自動車保険が主流の今や走行距離による割引の適応がありますから忘れずに正確に控えておきましょう。

対物賠償保険の補償範囲

2月 7, 2012 at 9:22 am

対物賠償保険は、事故により他人の車や、建物などの財産に損害を与えた場合に補償してくれる任意の自動車保険です。また、その事故によって起こる間接的な損害の保証までされます。
飲食店、パチンコ店など商業店舗の休業損害や貨物車などの逸失利益は高額なものとなりますから、加入の際の保険金額は『無制限』の設定がお勧めです。ただし、対物賠償保険で保険金額を『無制限』までとしていても修理代のすべてが支払われるかというとそうではない場合もあります。なぜなら損害賠償義務は法律上『修理費用が時価を上回る場合は、補償は時価で良い』ということになっているからです。これは「同等のものが購入できる金額で良い」という考え方からきています。車の場合の時価は『同年式、同損耗度の中古車の店頭小売価格』となります。しかし好きで古い型の車に乗っている方もいらっしゃいますから、修理費用の方が上回る場合が出てくるのです。その場合は「対物超過修理費特約」などの特約が付いていなければ差額は自己負担となってしまいます。
ちなみに、この対物賠償保険で補償されるのはあくまでも他人の財物です。自分の車を壊しても対物賠償保険の対象とはなりません。自動車保険で自分の車を補償をしてくれるのは『車両保険』です。